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は行収録語:パラレル設定非固定ヒロイン平凡ヒロインヘロイン



ぱられる - せってい 【パラレル設定】

本来パラレルとは「平行」であり、パラレルワールド=平行世界。原作の世界の他に、決して次元が交わることのないもう一つの世界があり、その世界では原作の世界の人物が違う環境や境遇で生きているという概念。

(1)原作では現代日本で頭脳明晰な学生が、ファンタジーの世界で魔法使いをしているなど、舞台を変えて設定もその世界に移植したタイプのパロディ。

(2)原作では死亡や転勤転校などをしているキャラが、その二次作品では存続しているなど、原作の世界から時間の流れが分岐したために別の世界扱いになっている設定の二次創作。

(3)原作設定やキャラ設定が厨ヒロインに都合よくなるよう改悪された作品を、(2)の意味にして正当化するための免罪符。





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ひ - こてい - ひろいん 【非固定ヒロイン】

・お相手キャラに対して固定されていないヒロイン。(話が変わる毎にヒロインが違う)
・際だったヒロイン設定は無く、普通・平凡ヒロインの場合が多い。
また、サイト内固定ヒロインの場合、意味合いが変わってくる。相手は複数キャラだけどヒロインは同一人物なので固定と言うか、ヒロインは同一人物だけどキャラは複数なので非固定と言うかはそのサイトによって異なる。
固定、非固定については捉え方が人それぞれなため上記の限りではない。



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へいぼん - ひろいん 【平凡ヒロイン】

目立つ容姿や特殊な能力、特徴的な性格など全く無いいたって普通のヒロイン。
その平凡さゆえに
・既存のキャラの引き立てがし易い
・話の肝(テーマ、又は萌え場)が見えやすくなる
・読み手からの共感を得やすい
という長所がある。
またこういったヒロインの出過ぎない、慎ましやかな平凡さに萌える人は多く需要はある。 しかし同時に、
・ヒロインとしてのキャラが立たない
・既存のキャラと絡ませるのが難しい
・話自体が地味な方向に向かってしまう
などの弊害があり、書き手としては難易度の高いヒロインといえる。「普通ヒロイン」「地味ヒロイン」と呼ばれることもある。



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へろいん 【ヘロイン】

「ヘボい+ヒロイン」が語源と思われる。
読み手が思わず脱力、もしくは憤慨してしまうようなヒロイン。もちろん書き手にその自覚は無い。作者が感情移入しすぎてしまった結果に生まれるケースが多い。【エセ完璧ヒロイン】、エセ天然ヒロインなどがその一種である。



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